フコクしんらい生命保険株式会社
フコクしんらい生命保険株式会社
フコクしんらい生命保険株式会社 代表取締役社長 森下 俊彦様
シーズアスリートの理念に賛同し、2013年度から特別会員企業となり、ゴールボールの信沢用秀選手を雇用しています。仕事と競技を両立させ目標に向かって頑張っているシーズアスリートメンバーにはいつも私たちが勇気をもらい、また鼓舞されています。
東京パラリンピックが開催されたことで、教育現場での障がい者スポーツの関心が高まり、毎年、信沢選手と当社社員が首都圏の学校でゴールボール体験授業を実施しています。そのなかで私たちが大切にしていることは以下の3点です。
①体験を通して考える機会を提供すること
全員がアイシェードと呼ばれるマスクを装着し、視覚からの情報が遮断された状態で実際にゴールボールを体験してもらいます。視覚障がい者スポーツに触れるとともに、視覚障がい者の方の気持ちを理解する一助となっています。
②相手を考え、言葉に出して伝えること
視覚障がい者の方と接するとき、見ればわかる情報を言葉に出し伝えてもらうことが必要となります。ゴールボールを通して“相手を思いやる言葉”を考えることで、視覚障がい者の方への理解の一助となるとともに、“相手を思いやる言葉”でのコミュニケーションの大切さを実感してもらいます。
③本物に触れること
競技スポーツに打ち込む選手のひたむきな姿や高い技術は、子どもたちのスポーツへの関心を高め、夢や感動を与えるなど、活力ある健全な社会の形成につながります。
授業の後には、「障がいに負けることなく強く生きる姿に勇気づけられ、自分も夢を大きく持って頑張っていきたい。」との感想を多くの子供たちから頂戴しています。 今後もシーズアスリートと共に、共生社会づくりに寄与してまいります。
フコクしんらい生命保険株式会社 代表取締役社長 森下 俊彦